~屋上緑化(人工地盤上)で土が少なくてもくるストシートで花木を長生きさせます~
■実験経過
◆くるスト 薄層土生育実験
2016年9月14日
(左)高さ 20cm 透水シート(右)高さ 12cm くるスト敷き
2018年8月21日
生育に差がない
◆屋上花壇にくるスト敷設
2014年8月9日
2017年7月10日 屋上花壇3年経過
2014年6月6日
底にストシートを敷く
2017年7月10日 植栽土掘り起し
根は底に張り付かずルーピングしていない
■特徴
- 銅化合物を含浸した不織布に根が近づくと、根は回転伸長を停止し、ルーピングしない
- 基部から多くの細かい短い根を出すので、少ない土でも花木が弱り難い
- 特殊な含浸技術により、長期間銅効果を保持 (銅化合物のしみ出し無し、有害物質混入無し)
- 巻きシートなので、場所を選ばす使用可能
- 不織布は土は遮断するが、空気も水も透すので根腐れの心配なし (透水シートの代替使用)
■規格
◇コスト比較
■原理
~銅化合物の含浸により、根の回転防止効果発揮~
- 植物は根が回転したり、一箇所に固まったりすると、急激に老化して働きが鈍ります。
- このシートに根が近づくと、伸長を停止し根の細胞が休眠状態に入り、基部から多くの若い元気な根が伸びます。すると、多くの細かい根の先端から十分な空気、水と栄養が取れるため、根は余分に伸びる必要がありません。
- そのため、土壌容量が少なくても花木は健全なままで、根づまりもし難く、老化していきません。
■狭い場所での植栽経過
平成26年2月19日
リプラ容器(20x67xH25cm)の下部にくるストシートを敷き、植栽
平成26年7月30日
樹木類が旺盛に繁っている(その後も旺盛に経過)
◇根の状態(平成26年7月30日)
(水洗後) 健全なこまかい根が基部にたくさん出来ている
くるストシートには根が張り付いていない
【参考】くるストシート無
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■くるストシートを使った緑のカーテン